土曜日, 6月 06, 2009

ケータイSHOINの評判。。

携帯電話にはパソコンと同じように日本語変換システム(FEP)が搭載されています。

一太郎でおなじみジャストシステム社のATOK、東芝のワープロで有名だったルポのシステムから派生したモバイルルポ、そしてシャープのワープロである書院から派生したケータイSHOIN。

近年ネット上ではこのケータイSHOINが評判悪いです。思ったような言葉が出ない、誤変換が多い、予測変換で学習能力が低いといったことろでしょうが、いつからこんなことになってしまったのでしょう?

以前私は三洋の携帯を使っていました。機種名すら忘れる印象の薄い携帯で、FEPはオムロンが開発したWnnというシステムでした。これがとにかく語彙不足。日常会話のメールで、ありえないほど変換が出来ず仮名のままになってしまいイライラの連続。

そんな中、機種変更したのが当時Vodafoneブランドで発売していた普通の携帯でシャープ製のV401SH。主に女性をターゲットにしたと思われる優しいデザインの使いやすい機種でした。

そしてこのV401SHに搭載していたのがケータイShoin2 miniというシステムでしたが、前機種のWnnでの不満はすべて解消。予測変換の学習能力も語彙の量も満足できるものでした。

その後auに移り、ATOK搭載機に機種変更してその能力の高さに驚きますが、それでも私の中ではケータイSHOINは決して駄目なシステムではなく、むしろ使いやすい賢いシステムだったのです。

いったいいつからシャープのFEPは莫迦という評判になってしまったのでしょうか?
シャープの中でどんな変化があったのか、想像するとちょっと怖いです。

いや、そもそも本当に駄目なのか?退化したのか?他社が進化しているのに書院だけは進化が止まっているのか?興味深いテーマですが、確認のため、またシャープの携帯を買おうなんて話に自分の中でなりそうな気がするので深く考えるのはよそう。。